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Accell siRNA試薬

トランスフェクションが困難な細胞における遺伝子ノックダウンを実現

トランスフェクション試薬やウイルスベクターを必要としないように修飾されており、トランスフェクションが困難な細胞用の新しいsiRNAです。デザイン済みAccell siRNAは、4種類のsiRNAを混合したSMARTpoolフォーマット、または1種類ごとの個別包装であるindividualフォーマットで入手できます。

特長

あらゆる細胞タイプでRNAiを実現

Accell siRNAは、他のRNAi製品にはない優れた特徴があります。トランスフェクション試薬、ウイルス、または機器を使用せずトランスフェクションが困難な細胞にsiRNAを導入できます。トランスフェクション試薬または望ましくないウイルス反応によって引き起こされる毒性のために従来のRNAi製品では難しかった神経細胞、免疫細胞、または初代培養細胞で標的遺伝子ノックダウンを実現します。

  • Accell siRNAは、トランスフェクション試薬、ウイルス(またはウイルスベクター)、または機器を必要とせずに細胞に導入できます。
  • SMARTpoolおよびindividual siRNAの4つのうち3つによる遺伝子ノックダウンの保証(詳細は、Guaranteeタブをご確認ください)
  • Accell siRNAが採用している新規の修飾は、取り込み、安定性、特異性、ノックダウン効率を向上します。
  • 神経細胞、免疫細胞、初代培養細胞、およびその他のトランスフェクションが困難な細胞で性能が実証されています。
  • 安定化修飾により、in vivoでの使用に適しています。
  • Accell siRNAの最適化された連続投与による長時間のノックダウンが可能です。
実験的考察

Accell siRNAはsiRNAの導入における飛躍的な解決策でありトランスフェクション試薬は必要ありませんが、Accell siRNA特有の要件があります。

  • Accell siRNAは従来のsiRNAよりも高濃度で機能します。推奨される作業濃度は1 µMです。
  • 血清中のBSAの存在により、導入が阻害される可能性があります。無血清培地(専用のAccell Delivery Media)または血清2.5%以下を含む標準培地を使用した至適条件検討が推奨されます。
  • 48時間のインキュベーション後にフル血清培地に戻すことが可能です。最適なmRNAノックダウンは、通常、72時間のインキュベーションで達成され、タンパク質ノックダウンは最大96時間のインキュベーションで達成されます。

製品情報

製品 生物種 フォーマット Size
Accell Human, Mouse, Rat SMARTpool 5, 10, 20, 50 nmol
Set of 4 nmol x 4, 5 nmol x 4,10 nmol x 4, 20 nmol x 4
Individual 2, 5, 10, 20, 50 nmol
注文ガイドライン

Accell siRNAデリバリーのユニークな性質により、従来のsiRNAよりも高い作業濃度が必要です。この表は、さまざまなプレートフォーマットで推奨される1 μMのAccell siRNA作業濃度の場合の概算反応(ウェル)数を示しています。ピペッティングエラーは考慮されていません。

1 µM siRNA濃度の場合の概算反応(ウェル)数
nmol 96-well plate (100 µL total reaction volume) 24-well plate (500 µL total reaction volume) 12-well plate (1000 µL total reaction volume)
1 10 2 1
2 20 4 2
5 50 10 5
10 100 20 10
製品フォーマット
  • SMARTpool:標的遺伝子に対して設計した配列の異なる4種類のsiRNAを1本のチューブに混合したフォーマット。ノックダウン効率と特異性の両方で優れています。
  • Set of 4:1つの遺伝子に対して設計した配列の異なる4種類のsiRNAをそれぞれ個別のチューブに入れ、チューブ4本で1セットとしたフォーマット
  • Individual siRNA: 1種類(チューブ1本)ごとの個別包装で、実験に合わせて1、2、3または4つの個々のsiRNAを選択できます。

 

購入後にsiRNAターゲット配列情報が提供されます(製品に添付のデーターシートに記載)。

サポートデータ

Accell siRNAで発現抑制が確認されている細胞
ARPE-19 (human retinal epithelial cells) HCT-116 (colorectal carcinoma) NOD CD4+CD25− splenic cells
Bone marrow cells Hepatocytes Oligodendrocyte precursors
Bronchial smooth muscle cells (BSMC) HUVEC OVCA 420 (ovarian carcinoma)
BxPC3 (pancreatic tumor cell lines) Immortalized B cells Pancreatic tumor cell lines
C1 tumor derived cells JJN3 (plasma cell leukemia) Peripheral blood mononuclear cells (PBMC)
Caco-2 (colon colorectal adenocarcinoma) Keratinocytes PGA-1 (lymphocyctic leukemia B cell line)
Cardiomyocytes Lymphocytes RAW264.7 macrophages
CD14+ primary monocytes Macrophages SHSY5Y (neuroblastoma)
CD4+ primary human T cells Mantle cell lymphoma cells (MCL) SNB19 (glioma)
Cerebellar granule neurons (CGN) MEC1 (human chronic B cell leukemia) T47D (ductal breast epithelial tumor cell line)
Cortical neurons MN-1 (mouse motor neuron) T98 (glioma)
E18 (Rat cortical neurons) Monocytes THP-1 monocytes
Endometrial cells Mouse embryonic fibroblasts (MEF) U266 (peripheral blood B lymphocyt myeloma)
Endothelial cells MS1 (mouse pancreatic islet endothelia cells) U937 (leukemic monocyte lymphoma)
Extravillous trophoblasts (EVT) Natural killer (NK) cell line Vascular smooth muscle cells (VSMC)
GH3 (rat somatolactotrophs pituitary cell line) Neurons (primary rat) β-islet cells
H9 stem cell lines
Accell siRNAは、小脳切片の器官培養における効果的な取り込みとサイレンシングを示す

 

Accell siRNAは、インキュベーションを延長すると取り込みが増加します。250 μmの小脳切片を調製し、培養し、顕微鏡検査の前にAccell Red Non-targetingコントロール(NTC)siRNAとともに3時間(A)および72時間(B)インキュベートしました。


Accell siRNAは、培養されたP8マウス脳スライスの標的遺伝子を効果的にノックダウンする

培養脳スライスは、PPIBおよびGAPDHを標的とするAccell siRNAまたはnon-targeting(NTC)とのインキュベーション後に3つの時点(48、72、96時間)で評価され、タンパク質のレベルはウエスタンブロット分析を使用して評価されました(ローディングコントロールとしてアクチンを使用)。


心筋細胞におけるAccell siRNAデリバリーと遺伝子サイレンシング

新生児ラット心室筋細胞を、1 μMのAccell Green(A; カタログ番号:D-001950-01)またはRed(B; カタログ番号:D-001960-01)のnon-targeting siRNAとともにAccell delivery media(カタログ番号:B- 005000)で培養しました。核はDAPI(青)で染色されました。標識されたコントロールの取り込みは、ほぼすべての細胞でびまん性の細胞質局在を示しました。棒グラフは、Accell GAPDコントロールsiRNA(カタログ番号:D-001930-03)およびAccell GAPDコントロールプール(カタログ番号:D-001930-30)で達成された遺伝子ノックダウンのレベルを、新生児ラット心室筋細胞(NRVM)培地またはAccell delivery mediaで実施した場合を示しています。筋細胞は、Maass AH & Buvoli M著のCardiomyocyte preparation, culture, and gene transfer. Methods in Molecular Biology 2007;366: 321-30.に記載されているように調製しました。mRNA発現はQuantiGene branched DNA assay (Panomics)によって測定しました。


Accell siRNAアプリケーションプロトコールは、標的遺伝子ノックダウンを簡素化する

(1)Accell siRNAをAccell delivery media(または他の低血清または無血清培地)と混合

(2)培地をAccell delivery Mixnに置き換え、72時間培養

各種資料 / 情報

Accell siRNA導入プロトコル

siRNA/microRNA試薬再溶解プロトコル(チューブ用)

ビデオ:siRNA/microRNA試薬再溶解プロトコル(4分17秒)

siRNA、crRNAおよびtracrRNA、化学合成microRNA mimicおよびhairpin inhibitor、カスタムRNAの再溶解方法をビデオで説明しています。

アプリケーションノート:Accell siRNAを用いた長期遺伝子サイレンシング実験

アプリケーションノート:神経細胞におけるAccell siRNAを用いたRNAi実験

アプリケーションノート:Accell siRNAを用いた小脳スライス培養におけるRNAi実験

関連リンク

【本社サイト】Accell siRNA

コントロールsiRNA

Accell Delivery Media

Accell siRNAは、専用培地であるAccell delivery mediaと混ぜて細胞を培養するだけで細胞への導入が可能です